覚え書きも兼ねて今回の変態スドウセットをメモしておきます。
「普通のシンセを置かない」
という、提示された難しいテーマの元、システムづくりから頭を悩ませました。bjorkのロイヤルオペラハウスのライブを参考に、キーボードを使わないパフォーマンスの研究をしました。
メインに選んだのはNative Instrument Maschine。元々は往年のMPCライクにトラックを組み立てていくための機械ですが、リアルタイムに素材をいじりながら演奏するにも最高のツールです。スタンドアロンのサンプラーとしても直感的に動かせて楽しい。リハの1週間前からライブプリプロのスタジオ端っこを間借りしてこいつを使って素材を集めたり作ったり少し変わったプリプロをしていました。
「Eclipse」のイントロ、アウトロのシーンで使ったピキョピキョした音は、2枚目の写真、金卵シェーカーの奥にある四角い箱を使っています。これはタブラ奏者でエンジニアのMa*Toさんオリジナルのオシレータで、Sherman Filterbank2を通してレゾナンス発振させて使っています。Ma*Toさんありがとう。
「Eclipse」のイントロ、アウトロのシーンで使ったピキョピキョした音は、2枚目の写真、金卵シェーカーの奥にある四角い箱を使っています。これはタブラ奏者でエンジニアのMa*Toさんオリジナルのオシレータで、Sherman Filterbank2を通してレゾナンス発振させて使っています。Ma*Toさんありがとう。
そしてiPad。MacにはNI Reaktorが立ち上がっていて、これをコントロールしていたのがiPadです。Touch OSC経由でSKREWELLやSpacedroneのアンサンブルをプレイしました。ステージ上にクローズドな無線ネットワークを作りノンケーブルでコントロールしています。
それらの全ての音をKORG Kaoss Mixerを通して、リアルタイムエフェクトやモーフさせながら出しています。
Macの右にあるトラックボールは名機Kensington Turbo MouseをLED MODしたものです。2日目に紹介された五星球(ウーシンチュー)はこれがやりたくて手に入れました。ステージ上にはただのオブジェ^^;として置いていただけですが。
Macの右にあるトラックボールは名機Kensington Turbo MouseをLED MODしたものです。2日目に紹介された五星球(ウーシンチュー)はこれがやりたくて手に入れました。ステージ上にはただのオブジェ^^;として置いていただけですが。
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今回すごいのはスタンド類。他のメンバーもそうなんですが、大きい物は全て特注です。溶接の継ぎ目さえ見えません。どうなっているんだろう。その他ディスプレイやiPadのスタンドはスタッフたちが素晴らしいアイディアを出し合って市販品を加工したりして使っていました。どれもこれも美しい。
そういう見えないような細かいところまでこだわった結果の積み重ねがあの素敵なライブにつながっているんだなと。
すさまじく濃ゆくむちゃくちゃ楽しい1ヶ月間でした。これに関わった全ての方に、お疲れさまでした。
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そしてヒカルさん、照實さん、一緒にお仕事ができて光栄でした。
普通のシンセを置かないって!?
返信削除どうするのって思ったけど
写真みて凄い~!の一言
そこまでやっちゃう(笑)みたいな。。
ほんと、かっこいい
素敵なライブでしたね(^^)
うん、素敵なライブだった。
返信削除たった二日間だけだったので一瞬で通り過ぎてしまった感じ。なんかもう既に遠い日の出来事のような(笑